社団法人 古流松藤会 のご案内 
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古流は江戸中期に誕生し生花を中心にその様式が継承され発展しましたが、松藤会が創立されたのは大正15年のことです(詳細は歴史・沿革のページを参照してください)。その後、古流松藤会は「現代華」を創設するなど独自の活動を続け、昭和41年に文部大臣(現在の文部科学大臣)の認可により社団法人として新たに活動を開始しました。
社団法人は学術や文化芸術など公益を目的とし主務官庁の認可を得て成立する公益法人です。古流松藤会はいけばなを通じて芸術文化の振興に寄与するという目的のもと、各地で展覧会、講習会、研究会など、また出版物の刊行等の事業を活発に行っています。
組織としては北海道から九州沖縄まで全国そして海外も含め60余の支部があり、本部は東京都文京区にある古流アカデミーに置かれています。古流アカデミーは昭和46年に全国の会員の協力により完成した会館で、本部事務局のほか古流松藤会の活動の中枢として、講習会、研究会などが開催され、教授者や一般会員に利用されています。また、昭和60年に群馬県前橋市に落成した古流アカデミー北ブランチは、北関東、特に群馬県連合支部の活動の拠点となっています。
また、役員は会員の総会により選出された理事の他、家元委参事、総務などで組織され、事業の推進・組織の充実など社団法人の運営に責任を持ってあたり、実務は事務局が担当します。各支部もそれぞれ役員体制が組織され、支部事務局では決算報告書を作成し本部に集計統合されます。8月の総会で事業報告と計画、決算書と予算書が議題として上程され、出席正会員の過半数により承認され会期の事業が決定されます。
このように古流松藤会は社団法人として組織され、会員全員が参加する形で民主的に運営されています。そして、いけばなを通じて芸術文化の振興に寄与するよう、活発に活動を続けています。
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